トランスファーファクターとは何か。
ウィリアム・ヘネン医学博士の論文より
私達の健康は免疫機構に直接影響されます。バランスのとれた健全な免疫機構は、感染に対する防衛能力の中心となります。健康の向上を最も助ける健全な免疫機構を築く事は私達の能力です。
現在、私達のまわりには、生体防衛を一般的に脆弱化(ぜいじゃくか)させる多くの要因があります。
抗生物質も多くの感染菌株耐性菌が繁殖するにつれて、その効力を失い始めています。
政府の保健衛生規制がうまく運用されていないため、水質の悪化、および国際伝播疾患などが以前より頻繁に広がりやすくなっています。
疾患と闘い、多くの人々の生活品質を改善するもととなる天然物が、幸運にも最近の研究によって、発見されました。比較的新しいこの物質はトランスファー・ファクターと呼ばれます。これは、初乳およびその他の原料に含まれており、疾患に対する免疫機構強化の新しい手段となっています。
トランスファー・ファクターの発見はこの数十年間で最も顕著なものです。
トランスファー・ファクターは高等微生物によって作られる小さな免疫伝達物質で、免疫細胞間の免疫確認信号を伝達する役割をもっています。これによって、未経験の免疫細胞が、現在ある危険性、または後に考えられる危険性について学習することができるのです。
乳児は、突然過酷で困難な環境におかれた場合、その体に侵入する微生物によって急速に生命を破壊されます。乳幼児の免疫機構は、その始めから迅速に学習する方法を知っています。妊婦の体は、新生児を出産する前から初乳内に免疫のカクテルを準備しています。
トランスファー・ファクターこそがこの過程の重要な部分なのです。
C.H.カークパトリック博士によると、トランスファー・ファクターは約8個のアミノ酸残基からなる小さいペプチドから構成されています。18個の異なったアミノ酸が組み合わされて、何十億もの異なったトランスファー・ファクターが作られます。これらのごく小さいトランスファー・ファクター分子に重要な免疫学的伝達部分が含まれています。
トランスファー・ファクターはアレルギー反応を誘発せず、種特異的でもありません。つまり、乳牛によって産出されたトランスファー・ファクターは、同じ牛にだけでなく人間にも効果があると言うことなのです。
これは医学において革命を起こしました。「トランスファー・ファクターは、エイズからエボラなどの新しいウイルスや、結核など古いタイプの症状復活に直面している現代医学において重要な役割を果たす」といえます。
